結婚式の前撮りは必要?撮影のメリットとは
結婚式を挙げる際には、たくさん写真を撮影するイメージがあります。当日だけではなく、結婚式を挙げる前に、ウェディングドレスや着物で、前撮りをするカップルも多いです。しかし、予算の関係などで、前撮りをするべきか悩む方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、前撮りは必要なのか、前撮りのメリットなどについてご紹介します。
結婚式を挙げないカップルも増えている
最近は、結婚式や披露宴をせずに、入籍だけするカップルも増えています。入籍したカップルの約3割~4割が、結婚式を挙げていないといわれています。結婚式を挙げない理由としては、金銭的な理由や、妊娠中であるなど、それぞれ事情があるようです。
結婚式を挙げないカップルは写真撮影を行うケースが多い
結婚式を挙げないカップルは、写真撮影をして記念に残したりする場合も多いです。結婚式を挙げずに写真撮影をすることを、フォトウェディングといいます。結婚式の前に行う「前撮り」との違いは、結婚式を挙げるかどうかのみで、前撮りと撮影内容はあまり変わりません。
後撮りと何が違うの?
結婚式関連の写真撮影は、前撮りと後撮りがあります。こちらの章では、「前撮り」と「後撮り」の違いについてご紹介します。
前撮りと後撮りとの違い
結論からいいますと、前撮りと後撮りの違いは、どのタイミングで撮影するかです。結婚式前に撮影を行うのが「前撮り」で、結婚式の後に撮影を行うのが「後撮り」です。どちらの撮影も、スタジオ撮影とロケーション撮影のプランがあります。
いつまでに撮影したら「後撮り」になるのか
「後撮りは、いつまでにしたらよいの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。結婚式の前までの行う前撮りと違い、後撮りはいつまでに撮影しなければならないという決まりはありません。結婚式か半年後や一年後、それ以上経っても後撮りは可能です。
後撮りをするメリット
後撮りは、以下のようなメリットがあります。
結婚式で撮影できなかった写真が撮れる
結婚式はタイムスケジュールが細かく決められているので、ゆっくりとポーズをして写真撮影する時間がありません。写真撮影は結婚式だけでよいと思って、前撮りをしないカップルもいます。前撮りをしていないカップルで、結婚式の写真だけでは満足できなかった場合、後撮りで好きなポーズとロケーションで、写真撮影ができます。
好きなタイミングで撮影ができる
結婚式のタイミングで行う前撮りと違って、後撮りは自分の好きなタイミングで撮影できるのがメリットです。たとえば、「海がきれいに映る夏に撮影したい!」「桜の中で撮影したい!」などロケーション撮影を希望している場合にもおすすめです。また、結婚式の後に新婚旅行に行った時に撮りたいという希望も、後撮りならば叶えられるでしょう。
お金の心配が少なくなる
結婚式の写真撮影は、費用が10万円~15万円ほどかかるのが相場とされています。結婚式と同じタイミングで撮影をすると、金銭的な負担がふえます。後撮りならば、結婚式が終わって余裕ができてから撮影ができます。金銭的な余裕ができてからの方が、自分たちの希望に沿った撮影もできるでしょう。
前撮りを行うメリット
結婚式の前撮りは、さまざまなメリットがあります。続いては、前撮りのメリットを3つご紹介します。
前撮りの写真は結婚式当日に使用できる
前撮りで撮影した写真は、自分たちだけで楽しむだけではなく、結婚式に参列した方にもみていただけます。たとえば、ウェルカムボードで使用したり、会場前にアルバムを置いたりするのも可能です。また、式の途中のムービーで使用すると会場も盛り上がるでしょう。
撮影に集中できる
前撮りは、構図やどのようなポーズで撮影するのかしっかりと計画が立てられるメリットがあります。撮りたいポーズがある方や、写真にこだわりたい方にもおすすめです。注意点としては、撮影のプランを立てずに当日を迎えると、ポージングが同じようになってしまうことも。どのようなポーズで撮影したいのか、撮影当日までにしっかりと決めておきましょう。ふたりで撮影の雰囲気の希望を合わせておくことも大事です。
結婚式当日に着用できない衣装で撮影できる
女性は結婚式で着用する衣装に悩む方も多いでしょう。しかし、結婚式当日に着用できるドレスや着物は限られます。前撮りは、結婚式で着られなかった衣装を着ることができます。結婚式当日は時間がなくて、和装ができなかったという場合でも、前撮りで写真を撮って記念に残すことができます。
結婚式の前撮りは、必ず撮影しなければならないわけではありません。しかし、前撮りには、結婚式当日に着用できない衣装が着用できる、自分たちの好きなポーズで撮影できるなどのメリットがあります。前撮りの際には、あらかじめどのようなポーズで撮影したいか考えておくと、スムーズに撮影が進むのでおすすめです。